いろんな注意点がありますが、わかりやすい例を紹介します。
見るからにキレイにまとめましたね。
このような分割だと、揉める心配もなく、税金だって安くすみます。
でも、ちゃんと道路調査をしましたか?
もしかしたら土地Aは、建物の建替えができないかもしれませんよ。
兄弟だったらなんとかなるケド、そのうち弟さんが土地Bを売却なんてしてしまったら、土地Aの価値は0になっちゃいますね。
であれば、この分け方が正解ですね。
さて、ここでもう一捻り!
税金だけで判断するのであれば、共有名義にするよりも、土地をCとDとに分筆して単独所有にした方が、相続税は安くすみます。
揉めないことを優先すれば、共有名義にするよりも、土地をCとDに分筆して単独所有にした方が、揉めるリスクは軽減されます。
でも、この場所が“おもろまち”のマンション地域だったら…
広い方がマンションに適しているから、このように価値があがっちゃうんです。
あとになって、何も知らずに弟さんが土地Dを売るようなことがあったら、もったいないですよね。
こういうケースでは、共有名義も検討したいところです。